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先日、「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」が、Tカード利用者の個人データの販売を本格化させるというニュースが報道され物議を醸しました。
【疑問】Tカード会社が4千万人分の顧客データを販売へ 利用者の「同意」は有効かhttps://t.co/o5iAm4lEvd
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 3, 2022
CCC側は「規約で説明し、利用者の同意は得ている」としている。しかし、有識者からは「同意は有効といえないのではないか」と疑問の声も出ているという。 pic.twitter.com/XlRwnhZBdC
プライバシー保護が叫ばれている中でのこのニュースは、TポイントやPontaなどのポイントプログラムや、Suicaなどの電子マネー、PayPayなどのQRコード払いに慣れてる若者にとっても無視できない問題ではないでしょうか?
CCC側は「規約で説明し、利用者の同意は得ている」とのことですが、利用する際に規約を最初から最後まで詳しくチェックするという方はあまりいないと思われます。
利用者側としては各個人で対応を迫られるわけで、「自分のデータを利用されたくない!」という方は、各個人で対策をすべきでしょう。
そこで、こちらでは、Tカードに登録の個人情報の提供を停止する方法をご説明します。
Tサイトにアクセスする
まず、「Tサイト」にアクセスします。
ログインしたら、右上の「マイページ」を開き「登録情報」のタグから「登録情報の確認」をクリックします。
提携先への個人情報提供を停止する
次に、下記の中から「提携先への個人情報提供を停止」をクリックします。
現れたページには、その時点でCCC社が情報を提供する可能性のある企業が表示されており、それぞれの企業の右側に「チェック印」が付いています。
どの企業にも情報を提供したくない場合、一つずつ「チェック印」を外してもいいのですが、下の方へ移動すると「すべてのチェックをはずす」というボタンがあるのでそれを利用します。
「すべてのチェックをはずす」ボタンを押すと、全ての「チェック印」が外れます。
「今後、追加される提携先も含め…」というピンク色が下地の欄も、下記に説明が記載されているので、気になる方は外すといいでしょう。
最後に、「設定を変更する」をクリックします。
「情報提供先の設定変更完了」が表示されたら終了です。
まとめ
CCC社によれば、21201年3月時点でTポイントサービスは約7000万人のアクティブ会員を抱えているそうです。
そのうち、Tサイト利用者4000万人分の顧客データを販売するとしています。
CCC社が提供するデータからは、顧客の氏名などは削除されているとのことですが、受け取る企業は紐づけされた識別子によってどの顧客のデータか知ることができるらしいです。
ということで、気になる方は上記の手順で情報の提供を停止すれば、自分の情報が提携企業に利用されることはないでしょう。
仮に情報を提供しても良いと考えが変わった場合は、「チェック印」を入れて登録すれば元に戻ります。